Barbarian On The Groove - Official Web Site

平行世界（パラレルワールド）と”アプリオリ”

「え、次なる行先は直線軸じゃないの！？」

「時間」とか「空間」とか。
あるようなないような、確かなような不確かなような。
分かりきってるのにあらためると全く分からない、
沢山のそんなモノ/コトに囲まれて
当然のように暮らしていることが
すごく不思議に思えてくることがあるんです。

それらのモノ/コトは一つでも崩れると
今の現実が大きく変わってしまう可能性が高いのに、
でもとっても不確かで。

そんなことばかりを日々考えながら生きていけるほど、
現実は甘くない訳ですが（笑）、
もしそんなモノ/コトがひとつでも違っていたら？
みたいなテーマで、いわゆるBOG的世界観であり/でない
平行世界（パラレルワールド）を
描いてみたアルバムが本作

「a p r i o r i / アプリオリ」

です。
タイトルは自分の経験則によってではないのに、
それが既にベーシックなこととして認識されている
「モノ/コト」を指し示す言葉で、
本作を制作していた時は

「それらの何か一つが違っていたために
全く異化してしまった世界へ、何かのきっかけで
もし入り込んでしまったら
そこで自分達はどんな音楽を作るのかな？」

みたいなノリだったわけですが、
完成したアルバムを自ら聞いてみるとそれは見事に、

「Another Side of Tribal Pop」

であったりしました（笑）。
「2011年版エレガントロニカ」とでもいうような
趣もあったりして、まさに
「エスニックテイスト+サイバーワールド風味+ポップチューン÷BOG」
なアルバムに仕上がったのではないかと
思っています。

で、本作のビジュアルイメージはパラレルワールドへの扉となる
そのものズバリ、

「門」

だったのですが、その重要なイメージを
各方面でご活躍されているイラストレーターの
加藤たいらさんが担当してくださいました。

「重厚かつ神秘的でちょっとエスニックな…」
などという無茶なリクエストを
見事に具現化してくださった加藤たいらさんに
この場を借りて厚く御礼申し上げます！

そしてその扉の先で流れてくる歌を担って下さった皆様はというと…、

前回に引き続き、教会に鳴り響く鐘の音のような歌声を
聞かせてくれたIKUさん、BOGアルバムにはかかせない
真理絵さん、こちらも前作から引き続きLAZYGUNGや
多方面でご活躍中の吉河順央さん、そして
長年の夢が遂に叶った！binariaや様々なアニメ楽曲でも
　お馴染みのAnnabelさん、そしていわずもがなの（笑）
カヒーナなどなど。
今回も魅力的すぎるメンバーに参加していただくことが出来て
本当に嬉しく思っています。

****

人は知らず知らずのうちに自らを定義し、
それに基づいて色んな判断をしたり
行動をしたりします。
でももしひとつでも違えば,
がらりと違う世界が広がっていて、
そこには別の可能性が満ちている筈。

そんな想いを込めた本作が
皆さんの新たなサウンドトラックになりますように。


2011/12/24
Barbarian On The Groove
（文責：wight）

＜コミックマーケット81参加情報＞
日時：2011年12月31日(土) 10:00～16:00
会場：有明・東京国際展示場（東京ビッグサイト）
サークル名「Barbarian On The Groove」
スペースNo：西い-07b
頒布作品：「a p r i o r i」「Barbarossa」「B.O.G versus Marie - Arcana Integral -」「op.Comrade」「カヒーナ・ムジカ」「カヒーナ・ムジカ 鯨」「カヒーナ・ムジカ・オリジナル・マフラータオル」

コミックマーケット81詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.comiket.co.jp/

★決定次第お知らせいたしますのでもうしばらくお待ちください。

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