Barbarian On The Groove - Official Web Site

"1：1.618"
- イチタイイッテンロクイチハチ -

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「そして船は行く…」

さてさてさて。
「ひとつの終わり」のあと。

今年はその終わりが
「ひとつ」になるのか「全て」になるのか、
"神のみぞ知る"ところながら、
人事を尽くして荒れ狂う運命に諍うという
まさにBOGのアルバムテーマの様な（笑）1年でした。

いつもなら思考を巡らせ続けるところなれど、
人間には生きるために「思考停止」せざるを得ない
状況というものが存在するのだなと
いう事に驚いてみたり…。

新作について考えることがそのまま
「これからどうやって生きてくの？」と重なるという
笑えるほどに大げさな事態になっていく中、
結果をここまで導いてくれたのはやはり

「人とのつながり」

でした。

けれどそれは上っ面の表面上の話ではなく。
仲良しとかオトモダチ風の装いとかそういうの全く関係なく。

何を大切に思い何を信じそしてどう行動するか。
価値観と言い換えることも出来るかもしれません。
そういうものを共有する人達が
自分の周りにはこんなにもたくさんいて、
共に歩んでくれているんだということ。

以前、bassyと一緒に作った「光の絆」という曲の歌詞で
それを表現してみたりもしましたが、本作を形作っているのは
まさにその「光の絆」だと感じています。

そういう自分にとっての「かけがえのないもの達」を
描いた本作を聞き返してみると、
どの曲も自分にとっては「宗教音楽」のようで…。
癒されるというよりも救われる…というか…（笑）。

今回、ワイトによるワイトの為の宗教音楽集を
共に作ってくれた皆さんをご紹介すると…

もう始まりがいつなのか忘れてしまうほど（笑）、
長い間、一緒に歩いて来てくれている
霜月はるかさん、真理絵さん、

気がつけばいつも素晴らしい歌声で
寄り添ってくれているIKUさん、

その響きだけで多くを語ってくれる
美しい低音が魅力の珠梨さん、

今回念願かなって一緒に新しい扉を
開けてくださったはなさん、

そして「パラレル・ワールド・オブ・BOG」的な
派生ユニット「Bandalucia/バンダルシア」に参加してくれ
度肝を抜く強烈な歌声を
披露してくれた柳麻美さん、

これまたBandaluciaのメンバーでギタリストの
吉野薫さん、デザインや企画進行、
販売を担ってくれているsaayaさん、yuccaさん、
その他、多くの友人達の支えによって
この新しい「光の絆」が作られました。

現状で成し得る最も美しい比率（バランス）ではないかと。
タイトルの「1：1.618」にはそんな想いが
込められています。

そしてそして今は。

それでもなお「新作を待っています！」と背中を押し続けてくれた
皆様へ本作をお届けできる喜びで一杯です。

12弦ギターの響きの向こうに光の絆が見えたなら、
あなたもBOG黄金比の一部です。
楽しんでください！


2014/12/22
Barbarian On The Groove
（wight）